吃音の嫌な思い出を思い出してしまうことがあります。
僕の場合は、大学時代のゼミの授業と、就職してからの朝礼のスピーチです。
人前で何かを発表するときに、手が震えてしまい、顔が赤くなり、一言目がなかなか言えない難発の吃音があった僕ですが、
大学のゼミの授業で、派手にどもり、周りがどよめいたことがあります。
今思い出しても恥ずかしいですが、授業が終わった後に友人から言われた言葉は、
「見てて恥ずかしかったよ」
「友達と思われたくねーよ」
「ブルブル震えてどもって、ダサくて見てらんなかったよ」
こういわれました。
かっこつけて、かっこつけた軍団サークルに背伸びして入っていた僕は、こんなことを言われて、内向的な性格になってしまいました。
そんなこんなで、就職活動をして就職したのですが、
会社の朝礼でも、大勢の人の前で発言しなければならなくなりました。
そして、大学の授業と同じ症状になってしまったのです。
内勤の女性社員からも、同期の社員からも、先輩からも、からかわれました。
「そんなんじゃ、営業なんでできないぞ」
この言葉は、本当にその通りだと思いました。
それから、内勤の女性社員の人と話すときも目を見て話せなかったり、同期の社員からどもりをいじられたりして、
かなり恥ずかしくて、いてもたってもいられない感覚に陥りました。
吃音を強く意識し始めると、だんだんとこれまで大丈夫だった状況でも、吃音の症状が出るようになってしまいました。
そんなおり、出会ったのがMRM 吃音プログラムでした。
このサイトでは、すでに他の記事で僕の吃音を改善してくれたマニュアルとして紹介しているので、
ここで詳しくは書きませんが、このマニュアルにはかなり感謝しています。
ビジネスにも応用できるマニュアルなので、本当に重宝しています。
吃音で悩んでいる人にとっての、バイブルになりえる存在です。